避難袋に歯科グッズ!?
こんにちは〜!
歯科衛生士の山川です
今年の元旦はいろいろなことが起こりました。
こういったことが起こった際に大切な避難袋。
皆さんはどんなものを入れてありますか?
水や食料の他に、保険証のコピーや小銭などのお金、応急手当の道具を入れている方もいらっしゃるかと思います。
今回はその中でも見落としがちな
『口腔ケアグッズ』
について取り上げたいと思います。
口腔ケアグッズってどんなものを用意すればいいの?
各ご家庭の家族構成にも寄りますが、あって困らない代表例は
歯ブラシやフロス(糸ようじ)、
そして液体歯磨きや洗口剤の小分けパックです。
研磨剤が含まれる歯磨き粉は、お口の中に残っていると
乾燥の原因になってしまいます。
予防するためにはしっかりとうがいをする必要があるので、
災害時には不向きです。
災害時に不足しがちなお水を無駄に消費させない、
お口の中を乾燥させないといった観点から液体歯磨きや洗口剤の小分けパックの方が使いやすいというわけです。
どの歯磨き剤でも低刺激、低アルコールのものを選ぶことです。
お口の中の環境はストレスや体調、栄養状況によって変化します。お口が荒れている時に刺激の強い歯磨き剤を使うのは負担がかかり、却ってお口の中を荒らしてしまうこともあります。
小さなお子さんは刺激的な味を苦手とすることも多いので、こういった状況下では低刺激のものの方が使いやすいかと思います。
他にも、お子さんが普段使っているフッ素ジェルなども刺激が弱く、お口の中も乾きにくいのでオススメです
国内で生産されている歯磨き剤は、
未開封の状態であれば3年間
は品質が保証されるよう製造されています。
定期的に食料品などと一緒に避難袋の中身を見直してあげれば
問題はなさそうですね
備えあれば憂いなし、とは言いますが、
どんなに備えていても憂いは付きものです。
今できることは何かあった際の憂いを少しでも軽くすることではないでしょうか。
皆様も、備えあるし多少憂いなし、の準備を始めてみませんか?