予防のおはなし
小児歯科 予防のおはなし予防のおはなし
一生むし歯になりにくい口内環境づくり
ハイブリッドむし歯予防
ダブル・トリプルの策で、より確実なむし歯予防
定期検診 健康保険適応
重要度 : ★★★ 予防効果 : ♡♡
一人ひとり、むし歯のなりやすさなどを考慮して、2〜6ヶ月毎にチェックしていきます。
小さい頃からの『痛いところ・気になるところがなくても、歯医者さんで定期的にチェックしてもらう』という習慣が、生涯にわたってのむし歯予防につながります。
もし、むし歯が見つかっても早期発見は、歯の寿命を延ばす上で非常に有利です。
歯磨き指導 健康保険適応
重要度 : ★★★ 予防効果 : ♡♡
治療が完了しても、新たな虫歯を防ぐためには、自宅でのケアが大切です。
染め出しをして、自分の磨き残しの状態を明確にし、お子様本人の歯磨きはもちろん、保護者の方が効率よく、確実な仕上げ磨きが行えるよう、歯科衛生士が個別に相談に乗らせて頂きます。
食習慣などの心配事もございましたら、お気軽にご相談ください。
そして、覚えたことは、ぜひお家での歯磨きに活かして、続けましょう！
それが歯磨き指導の一番の目的です。
フッ素塗布 自費診療 【上下１セット ￥2,000+税】
重要度 : ★★ 予防効果 : ♡♡♡
高濃度フッ素（１．23％）クリームを、専用のトレーを使って塗布します。
（トレー法が難しいお子様には、清潔な歯ブラシでの塗布で対応致します。）
5歳頃から3〜6ヶ月おきに、12歳臼歯萌出完了の頃まで継続していくと良いでしょう。
（5歳未満での塗布をご希望の場合は、歯科医師にご相談下さい。）
萌出し始め〜完了時期の“生えたて”の歯は、フッ素を取り込みやすいので、より高い効果が期待できます。
常時 3〜4種のフレーバーをご用意しています
フッ素の効果
1.歯を丈夫にする
歯の表面のエナメル質に取り込まれることで、歯の主成分のハイドロキシアパタイトの構造が安定します。そのため、酸に溶けにくい丈夫な歯になります。
2.再石灰化を助ける
唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンと一緒に、酸に攻撃された歯の表面にくっつき、溶け出した部分を元に戻すのを手助けします。
3.細菌の活動を弱らせ、酸を作られない環境を作る
細菌は糖を取り込み、酸を作ります。この酸が、むし歯の原因です。
フッ素は、糖を分解する酵素のはたらきを邪魔して、細菌を弱らせて、口の中で酸が作られない環境に変えていきます。
What’s F（フッ素）?
土や水の中にも含まれている元素です。
フッ素と呼んでいますが、私たちが利用しているのは、フッ素化合物です。
予防シーラント自費診療 【1⻭ ￥2,000+税】
重要度 : ★★ 予防効果 : ♡♡♡
6歳臼歯や12歳臼歯は、生え始めた事に気付きにくく、溝も多く、磨きにくい生え途中の期間が長いため、むし歯になりやすい歯の代表です。
むし歯になる前にあらかじめ、溝に樹脂を流して埋めることで浅くし、物理的に汚れの侵入を防ぎます
矯正治療
重要度 : ★★ 予防効果 : ♡♡♡
歯並びが凸凹、上下の歯がかみ合わないなどの問題は、磨き残しが出来やすかったり、自浄作用＊が働きにくかったりと、むし歯が出来やすい状態を生みます。
歯並びを整え、上下の歯がしっかり噛み合うようにすることも、むし歯の予防に大きく役立ちます。
＊自浄作用
自分の唾液でよごれを流すはたらきのこと。
唾液は、溶け出した歯の成分を取り戻す『再石灰化』も行います。
関連→2.食育
