矯正治療のすすみ方



                          

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唇側矯正のすすみかた(例)

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患者さんは22歳 女性 前歯のでこぼこ(叢生)が気になり、矯正治療を行う事にしました



唇側矯正のすすみかた(例)

①土台の拡大
きつきつに生えている歯が並ぶためには、歯と歯の間に隙間が不可欠です。その隙間を作り出すため、土台の拡大を図ります。(拡大によって、顔が大きくなるなどの弊害はありません)
注)治療方法は人に拠って異なります。ここにあげたものは一例です。

唇側矯正のすすみかた(例)

②便宜抜歯
拡大で生み出す分だけでは歯を並べたり突出感の改善が難しい場合、抜歯によってその分を作り出します。(抜歯するかの判断基準などについては、こちらで詳しく解説しています)。永久歯の抜歯は、提携の大学病院や口腔外科が専門の医院へ紹介しております。

唇側矯正のすすみかた(例)

③奥歯の歯並びを整える
抜歯が完了し全体の拡大が進んだら、犬歯(八重歯になっている歯)〜12歳臼歯(一番奥の歯)にかけて、装置をつけます。1ヶ月〜1ヶ月半毎にワイヤーを交換し、徐々に奥歯の並びを整えていきます。八重歯も他の歯と同じ高さに揃います。


唇側矯正のすすみかた(例)

④犬歯を奥側に引っぱり、抜歯スペースを閉じる
並びが揃ったら、奥歯から犬歯にチェーン状のゴムをかけ後方移動させていきます。抜歯で出来た隙間に徐々に犬歯が寄っていき、最終的には完全にそこの隙間がなくなり、新たに犬歯の前方に隙間が空きます。


唇側矯正のすすみかた(例)

⑤全体の並びを整える
奥歯の状態が整ったら、前歯にもブラケットをつけ前歯の並び、全体の並びと順に整えていきます。



唇側矯正のすすみかた(例)

⑥前歯を後退させる
全体がアーチ状に並んだら、④で出来ている隙間の分、前歯4本を後方に引き前突状態を改善していきます。



唇側矯正のすすみかた(例)

⑦咬み合わせを整える
おおむねの問題が解消されると、その後は、他に残っている隙間を閉じたり歯の角度を微妙に変えたりしながら、上下の咬み合わせを整えていきます。顎間ゴムという、患者さん自身に着脱して頂く装置の使用もあります。


唇側矯正のすすみかた(例)

⑧最終チェック、保定装置作製
隙間もなくなり、歯並び・咬み合わせともに問題なしとなったら、歯型を採り模型上で、さらに詳しく調整が必要な所はないか精査します。okとなれば、除去後使用装置を作製します。


唇側矯正のすすみかた(例)

⑨治療装置除去、保定装置セット
すべての装置を除去します。除去後しばらくは、後戻りを起こしやすいため、それを防止する保定装置を装着します。



唇側矯正のすすみかた(例)

⑩メインテナンス
お疲れ様でした。除去後、1年間は無料メインテナンス期間となっております。メインテナンス期間は、咬み合わせの調整、装置の調節、デンタルクリーニングを行います。

リンガル矯正のすすみかた(例)

リンガル矯正のスタート
患者さんは24歳 女性 上顎前突(出っ歯)を直す為に矯正治療を始めました。お仕事柄、表側からはわからないリンガル矯正(うら側矯正)で行う事にしました



リンガル矯正のすすみかた(例)

①裏側矯正装置作製の為の歯型採り
確実なブラケットポジションで治療を行うため、インダイレクトボンディングシステム(写真)を取り入れています。それの作製のために必要な歯型を採ります。



リンガル矯正のすすみかた(例)

②土台の拡大
きつきつに生えている歯が並ぶためには、歯と歯の間に隙間が不可欠です。その隙間を作り出すため、土台の拡大を図ります。土台の拡大によって、顔が大きくなるなどの弊害はありません。


リンガル矯正のすすみかた(例)

③便宜抜歯
拡大で生み出す分だけでは歯を並べたり突出感の改善が難しい場合、抜歯によってその分を作り出します。(抜歯するかの判断基準などについては、こちらで詳しく解説しています)永久歯の抜歯は、提携の大学病院や口腔外科が専門の医院へ紹介しております。提携病院のご案内

リンガル矯正のすすみかた(例)

④装置の装着、全体の歯並びを整える
全ての歯に装置をつけワイヤーを段階的に交換しながら、全体の並びを整えていきます。



リンガル矯正のすすみかた(例)

⑤咬み合わせを整える
おおむねの問題が解消されると、その後は、他に残っている隙間を閉じたり歯の角度を微妙に変えたりしながら、上下の咬み合わせを整えていきます。顎間ゴムという、患者さん自身に着脱して頂く装置の使用もあります。


リンガル矯正のすすみかた(例)

⑥最終チェック、保定装置作製
隙間もなくなり、歯並び・咬み合わせともに問題なしとなったら、歯型を採り模型上で、さらに詳しく調整が必要な所はないか精査します。okとなれば、除去後使用装置を作製します。


リンガル矯正のすすみかた(例)

⑦治療装置除去、保定装置セット
すべての装置を除去します。除去後しばらくは、後戻りを起こしやすいため、それを防止する保定装置を装着します。



リンガル矯正のすすみかた(例)

⑧メインテナンス
お疲れ様でした。除去後、1年間は無料メインテナンス期間となっております。メインテナンス期間は、咬み合わせの調整、装置の調節、デンタルクリーニングを行います。




インビザライン矯正のすすみかた(例)

①治療シュミレーションおよび、インビザラインマウスピース作製用歯型採り
3D治療シミュレーション、アライナー作製の為、精密な歯型を取ります。
注)治療方法は人に拠って異なります。ここにあげたものは一例です。


インビザライン矯正のすすみかた(例)

②治療シュミレーションデータのチェック、作製
①で採得した資料を元に治療のイメージ映像を作製します。歯並び・咬み合わせの細部まで、詳細に指示を出し、その完成形を患者さんにご覧頂きます。同意頂きましたら、マウスピースの作製を依頼します。

インビザライン矯正のすすみかた(例)

③インビザラインマウスピース装着
2週間毎に交換・1ヶ月毎に来院マウスピースが届きましたら、歯にアタッチメントと呼ばれる突起を付け、マウスピース【01】から装着します。


インビザライン矯正のすすみかた(例)

③インビザラインマウスピース装着2
マウスピースは2週間同じものを使用し、2週間後【02】に、さらに2週間後【03】に…というように進んで行きます。はまり具合の確認やアタッチメントに不具合はないかを、月1回の来院時チェックします。

インビザライン矯正のすすみかた(例)

④インビザライン終了
微調整必要の有無をチェック、ワイヤー矯正による微調整 症例によっては、一定期間ワイヤー治療が必要になります。マウスピースだけでは極めきれない微調整、咬み合わせの確立を行います。

インビザライン矯正のすすみかた(例)

④インビザライン終了
全ての歯が計画どおり並んだら、噛み合わせや顎運動のチェックを行います。OKであれば終了です。



インビザライン矯正のすすみかた(例)

⑤メインテナンス
お疲れ様でした。除去後、1年間は無料メインテナンス期間となっております。メインテナンス期間は、咬み合わせの調整、装置の調節、デンタルクリーニングを行います。

S-system矯正のすすみかた(例)

インビザライン治療は、マウスピースをはめての治療のため、不正咬合の程度が強いと適応出来ない場合があります。だからといってワイヤーをつける治療しか出来ないとなると、矯正治療をためらってしまうこともあるかと思います。そのような時に提案させていただくのがS-systemです。S-systemは、インビザライン治療に入る前に目立ちやすい前歯は裏側に、目立ちにくい奥歯は通常通り外側にブラケットとワイヤーをつけ、部分ごとに歯並びの粗を取ってある程度の所まで整えるものです。確かにワイヤーは入りますが、通常のワイヤー矯正に比べると格段に目立ちません。また、インビザラインだけですべてを整えようとするよりも、効果が確実で治療期間を短縮することができます。

S-system矯正のすすみかた(例)

S-systemの様子
日常生活で目立つ前歯部は裏側に、目立ちにくい奥歯は清掃しやすい表側に装着します。


S-system矯正のすすみかた(例)

開始前の様子
インビザラインではコントロールされにくい犬歯を移動しておきます



S-system矯正のすすみかた(例)

終了時の様子
前歯部の並びを概ね整えたところでインビザラインに移行します



インビザライン治療スタート